先日のヒュッテ・リィトのお客様はフランス人のご夫婦でした。
連泊の中日に、ふいに私のショップの方に寄って下さり、この大きな写真集を私にプレゼントすると言って、渡して下さりました。
お客様から写真集をいただくなんて初めてで、感激してしまいました！
お互い英語が堪能ではないので、簡単な単語でのコミュニケーションでしたが、この写真集はフランスの有名なフォトグラファーが撮った、フランス全土の風景写真なんだそうです。
「フランスに来ることがあったら遠慮なく連絡してね。観光やレストラン選びなど、手伝えることがあると思うから。」
という嬉しいお言葉も。
お宿を初めて２年と少し経ちますが、海外からのお客様でも、とても心通じたな～と思える瞬間が時々あります。
それは、お互いの気持ちが汲み取り合えた時。
言葉が足りなくても、相手の心が解れば行動に移し、それを相手が感じ取って喜んでくれて、そこで心が通じるのかなと思います。
宿としての居住空間を充実させることは、もちろん私の役目ですが、それ以外にも、私にとっては日常的生活圏を、旅のお客様の目線になって、そこでの様々な楽しみ方を提案することが、とても大切な役目だと感じます。
時々ふと想像します。
お客様が、旅が終わって家について、荷物をほどきながら、「長野の小諸で、のんびり自然の中で過ごしたな～」と懐かしく思い出す姿を。
「温かい人のいる田舎町だったな」と思ってもらえたら、それこそ最高ですね。
まだまだ未熟な宿主ですが、１つでも多くの「旅の楽しい想い出」をサポートできるよう、これからも努めていきます！